里山を巡る全長80kmのロングトレイル
しんえつとれいる信越トレイル
信越トレイルはボランティアの皆さんの協力で整備されています。こだわりは「爪でひっかいた木こり道のようなトレイル」。くぐれるような木はできるだけ切らずに、人がひとり通れる程度の最低限の整備を行います。大きな負荷を自然に与えない、ハンドメイドな道づくりをしています。
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【残雪期の信越トレイルについて】(2021年5月9日)
現在、信越トレイル上では、セクションによって多くの残雪があり、滑落、雪の踏み抜き、木々の跳ね上がり、倒木、ルートロストなど、様々な危険が伴います。
信越トレイルクラブでは、雪解けの状況を見て、5月中旬以降、セクション毎にルート点検に入り、その後、トレイルの集中整備が行われる予定であり、 信越トレイルの整備が完了し、全線において歩くことができるのは、6月下旬の見込みです。
この時期に信越トレイルに入る場合は、十分な装備と経験、無理のない計画を立て、危険が伴うことを理解し、自己責任で入山するようにお願いします。
事故が発生した場合には、多くの方々にご迷惑をお掛けしてしまうことを理解の上、無理な入山はお控えくださいますようお願い申し上げます。(信越トレイル公式ホームページより引用)
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国内のロングトレイルの先駆けである「信越トレイル」は、2008年9月に全線開通。全国のハイカーが「一度は歩きたい道」として挙げる、日本を代表するロングトレイルです。
長野と新潟の県境に連なる関田(せきだ)山脈のほぼ尾根上、斑尾山から天水(あまみず)山にわたり、総延長は全長80km、沿線にはブナ林に育まれた豊な自然と、古くからの歴史や雪国ならではの暮らしや文化が残ります。
松之山地内では、長野県栄村との境となる「深坂(みさか)峠」からトレイル北の起点「天水山」までがルートとなっており、特にこの区間は手つかずの深い森が残っているのが特徴です。さらに稜線上から望む日本海側の眺望やブナの巨木など、見どころもたくさんあります。
また、2021年秋には天水山より西、苗場山へ至る延伸区間が開通予定。その全長は110kmとなり、ロングトレイルの醍醐味である「歩くこと」そのものをより楽しめるトレイルへと進化します。
※大厳寺高原「レストハウス希望館」は、信越トレイルビジターセンターに指定されています。
お問合せは、NPO法人信越トレイルクラブ事務局まで。