信濃川は新潟県と長野県、2つの県にまたがって流れる日本一長い川（367キロメートル）です。
その清冽で豊富な流れははるか昔より流域の豊かな自然や暮らしを育んできました。縄文時代にはここに豊かな暮らしがあったことを示すように、その時代の多くの遺跡が信濃川流域より見つかっています。
また、十日町市を中心とする信濃川中流域では水力発電が行われており、ここで発電した電気は首都圏や上越線、新幹線の電車や鉄道施設などに送られ、鉄道事業を支えるエネルギー源として重要な役割を果たしています。