むろのじょうあと室野城跡
戦国時代の名将上杉謙信公の居城として知られる「春日山城」からの狼煙(のろし)中継山城の要として、当時は殿様も常駐していたと伝えられています。
雪深い冬季間は地元の集落に屋敷(殿屋敷)を構え春を迎え、また城に戻っていました。最後の城主「渡辺民部太夫」が正月大晦日に暗殺され、今でも室野集落では大晦日には鍵を掛ける習慣が残っています。
室野ダム広場からさらに上り、「大木戸門」から右に林道を進みます。「冑清水」「三の丸」「二の丸」「本丸」跡が確認できます。また、天候により「直江津港」も見えることがあります。
城山駐車場からの登山道は「擬木」の階段が設置されました。子ども達から高齢者までご利用いただけます。
但し、雨上がりなどは滑り安いので、お気をつけ下さい。