「田毎の月観月会」が行われる三ツ山集落の棚田
みつやまのたなだ三ツ山の棚田
十日町市中条の飛渡地区にある三ツ山の棚田は、2022年「つなぐ棚田遺産」に認定されました。
三ツ山の棚田は、毎年5月下旬~6月上旬に開催をする「田毎の月観月会」の棚田としても知られています。
豊かな自然と集落の人々の努力で今も大切に管理されています。
【棚田鑑賞・撮影される方へ】
棚田自体は観光用地ではありません。
地域の農家が先祖から受け継ぎ、大切に守りながら、生業として耕作をしている場所であり私有地です。
棚田を見学する際は、下記の点にご留意の上、マナーの厳守をお願いします。
【 必ず守っていただきたい事 】
・田んぼ(畔)や畑に入らないでください。三脚も立てないでください。私有地への不法侵入となります。
・山菜や野菜、きのこ、山野草等、栽培・自生問わず採らないでください。
・棚田では、農耕車優先です。農作業の妨げにならないようにしてください。
・ゴミは必ずお持ち帰りください。
・農作業中の方を無断で撮影しないでください。肖像権の侵害になります。
・一部の棚田を除きトイレはありません。事前に道の駅等のトイレをご利用ください。
・夜間は街灯も無く真っ暗になります。歩行や車の走行には十分注意してください。なお、無灯火での移動は絶対におやめください。
冬季降雪期間は、積雪が多く安全な行動が制限されるため、鑑賞や撮影はご遠慮ください。
●ドローン撮影の注意事項
・ドローンの飛行にあたっては、「航空法」や「小型無人機等飛行禁止法」が適用されます。撮影者自らの責任において遵守してください。
・「無人航空機飛行許可」(国土交通省)や「道路使用許可」(警察署)等必要な申請は、撮影者自らの責任において予め行い、許可を受けてください。
・離発着においては、十分に安全を確保してください。また、農道や私有地(棚田、畑等)での離発着は行わないでください。
三ツ山の棚田の「春」
季節によってガラッと表情を変える棚田。
春は雪解けから目覚める季節、田植えの頃までは田に水が貼り、景色が映りこむ「水鏡」の状態が楽しめます。
三ツ山の棚田の「夏」
夏は鮮やかな緑色の稲が風に揺られ、青い空、白い雲、緑の稲のコントラストが楽しめます。
三ツ山の棚田の「秋」
秋は実りの季節。
三ツ山集落には水源地があるため、安定して美味しいお米を育てることができています。
三ツ山の棚田の「冬」
冬の棚田は、一面真っ白に雪化粧。
春から美味しいお米を育めるよう、雪の恵みをたっぷり蓄えます。