季節の移り変わりを肌で感じる
春でも楽しめる「絶景」残雪スポット

冬には2~3メートルにも及ぶ積雪のある、新潟県十日町市。春の便りとともに進む雪解けは、大地を潤し、豊かな里山を育みます。
暦上3月も半ばを過ぎると「春」となりますが、十日町市内には4月を過ぎてもまだまだ冬の置き土産「残雪」が見れるスポットも。
残雪が水蒸気となり靄がかった幻想的な景色は、この時期ならではのとっておきのロケーション。今、ここでしか残せない一瞬をカメラに収めてください。

2024年シーズンは春の訪れが早く、例年より小雪だったこともあり雪消えも早く進むことが予想されます。お出かけの際は、ブログやライブカメラなどの最新情報をご活用ください。

ブログ「さとやまノート」
十日町市周辺のライブカメラ

残雪×棚田×桜「越後松代棚田群 儀明の棚田」

田んぼの畔に山桜が咲く、人気の棚田。
気象条件によっては桜が開花する時期に残雪が残ることもあり、「残雪」×「棚田」×「桜」のコラボレーションが見れる可能性も。
桜の開花状況や残雪の進み具合は、さとやまノート「棚田のようす」で更新します。

※山桜は例年4月末から5月連休頃が見ごろとなります。

根開けで目覚めるブナ林「美人林」

すらりとした立ち姿が美しいことからこの名がついたブナ林。
3月中旬頃~雪解けが進むと、木の周りに積もった雪が丸く融ける「根開け」という光景を見ることができます。同時にブナの若葉が芽吹き、残雪と新緑のコントラストが美しい季節です。
根明けの進み具合は、さとやまノート「美人林のようす」で更新します。

アート作品と残雪「帰ってきた赤ふん少年」

まつだい駅から徒歩10分ほどの渋海川沿いにいる40人の赤ふん少年。
冬の間は頭まで雪に埋もれていた赤ふん少年たちが、春の訪れを待ちわびたかのように徐々に姿を現します。
個性的な衣装は地元住民によるもので、冬場寒くないようにという愛情によるもの。後ろに流れる渋海川は雪解け水で水量が増し、春の訪れを告げます。(画像は4月上旬ごろ撮影)

帰ってきた赤ふん少年/関根哲男(松代)

Information

残雪具合は「ライブカメラ」をチェック!

十日町市内でも、山間部と市街地での残雪具合は異なります。
お出かけ前にライブカメラで現地の様子を確認してからお出かけください。
※雪解け具合は、冬期間の降雪量や気温等の気象状況によって大きく変動します。当ページでご紹介した風景も、気象条件によっては見ることができない場合もございます。あらかじめご了承ください。

ライブカメラ