坂口安吾ゆかりの「大棟山美術博物館」再建に向けたクラウドファンディング

大棟山美術博物館は、700年に近い歴史をもつ元造り酒屋であり庄屋であった村山家の旧宅と庭を、博物館として公開した施設です。

重厚感のあるたたずまいに、ノスタルジックな廊下から覗く窓枠に切り取られた外の木々の美しさ。静けさの中で時間が過去に戻ったような錯覚に陥る。そのような魅力のあるこの館には、村山家三十一代当主の叔父に当る、昭和の第二次世界大戦前から戦後にかけて活躍した小説家「坂口安吾」の貴重な遺品や、庄屋の暮らしを伝える生活調度品、書画、陶芸品等の芸術作品も数多く展示しています。

新潟県を襲った数度の大地震により被災し、修復を重ねて来ましたが、2024年（令和6年）1月1日の能登半島地震によりかつてないほどの打撃を受け、大規模な修復が必要になりました。
この度、7/16（火）より、クラウドファンディングを通じて修繕の資金を募ることになりましたので、お知らせします。