さとやまノート松代エリア大地の芸術祭イベント
みんなで動いて、美味しいおにぎりを食べる!「おにぎりのための運動会」レポート
2023.10.26
ここ、十日町市とお隣津南町は「越後妻有 大地の芸術祭」の舞台。
そして日本一のお米、魚沼コシヒカリの産地でもあります。
今回、大地の芸術祭のイベントとして開かれたのは
『おにぎりを美味しく食べるために汗を流す』ための運動会。
ん?なんだそりゃ??
美味しいおにぎり(それも新米の時期!)を食べるコンディションを作るため、向かったのは奴奈川キャンパス。
この日はあいにくの雨模様の為、体育館での実施に。中に入ると体育館が運動会モードに大変身、気分が上がります。
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会場は松代にある「奴奈川キャンパス」の体育館
ここ奴奈川キャンパスは、2014年3月に閉校となった奴奈川小学校を活用し、地域の価値を実践的に学ぶ学校として生まれかわった大地の芸術祭の主要施設の一つです。
校舎の内外には作品が設置され、農業実業団女子サッカーチーム「FC越後妻有」の活動の拠点にもなっています。
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体育館の中には小学校時代の面影も
「赤組」と「白組」に分かれ、総勢約160人による運動会が始まります。
私たちは「白組」になりました。
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赤組と白組に分かれて整列
まずは入場行進から始まります。団長を先頭に、老若男女様々な方が集まっていました。
開会式は、FC越後妻有の選手の進行で進みます。
フレッシュな笑顔がまぶしい!
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代表選手による選手宣誓
準備運動は「
「田植えダンス」に「稲穂ダンス」、「お米ダンス」まで。なんともかわいらしい動きがたくさん。
参加者も一緒に踊り、ウォーミングアップ完了です。
いよいよ競技が始まります。まずは全員参加の玉入れがスタート。
あれ、よく見ると玉の中に「おにぎり」が混じってる!!
白組の玉は白米、赤組の玉は赤飯という設定で、お椀に見立てたカゴへ入れるという設定。うん、設定に抜かりなし。
ちなみにおにぎりは、普通の玉の3倍の点数!
その後も競技が続きます。
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巨大なおにぎりが転がる「おにぎりコロコロ」
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稲わらがバトン代わりの障害物競走
午前の競技が終わると、お待ちかねのお昼タイム。
お母さん方のお手製のメニューは、つやつやのおにぎりに、からあげ、卵焼きにお漬物。
シンプルだけど贅沢極まりない献立です。
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お米のつやつや感が伝わるかな?
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動いた後はお腹がすくもの。どんどん食べられます。
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みんなで食べると美味しさも格別
お昼休憩中には、岡淳さん率いる「越後妻有田園楽団(仮)」によるステージ演奏が始まりました。
メンバーの皆さんが演奏している楽器は、古くなった農具を再利用している物。
「どうしてこんな音色がでるのか」と耳を疑いたくなるようなメロディが奏でられていきます。
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「越後妻有田園楽団(仮)」ではメンバーを募集中だそう
最後の競技は運動会の定番「綱引き」、全員参加で応援にも熱が入ります。
競技がすべて終わり、閉会式が始まりました。
いよいよ結果発表の時間です!…勝敗はいかに!?
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赤組の点数は460点
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白組の点数は520点!
460対520で、白組の勝ち~!!
やったね!
勝った白組には、大地の芸術祭総合ディレクターの北川フラムさんから「おにぎりトロフィー」が授与されます。
このトロフィーは、脱皮する家などで知られる鞍掛純一さんがこの日の為に用意した特別なトロフィーです。
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喜びの素敵な笑顔!
閉会式での北川ディレクターのお話によると、
運動会は日本独自の文化であり、外国ではスポーツであれば競技会、ラフな物になるとピクニックなどとなってしまうそう。
子どもから大人、年配の方も交え、一丸となって汗を流す「運動会」
地域住民も、地域外から参加した方も、
初めて会った人も、国籍の違う人も、
一緒に競技に参加し、応援し合い、一体感が生まれるのが「運動会」
この文化のすばらしさを再認識したイベントでした。
これから毎年恒例のイベントになっていくとよいですね。
一緒にご参加いただいたみなさん、スタッフの皆さん、ありがとうございました。
11/5まで開催中
大地の芸術祭通年プログラム「2023年の越後妻有」
▼詳細はこちら
https://www.echigo-tsumari.jp/event/2023artfield/
この記事をかいた人
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まーさん
十日町生まれ十日町育ち、こよなく地元を愛する観光協会スタッフ。 好きな食べ物は、レバ刺しとビール。