さとやまノート松代エリア

春の訪れを告げる 松代雪割草展示会

2020.03.22

長い間雪に覆われる豪雪地域では、3月でも山はまだモノクロの世界です。
その名の通り、山の雪を割って花を咲かせる、妖精のような可憐な山野草が雪割草
なんです。
松代 雪割草
熱烈ファンが多い理由には、原種を受粉させて品種を作り出すことにありました。


結実した種を10粒蒔いても、それらは全く違う特色を持った花ができるそうで、
その中から美しく、珍しい品種ができるのを待つ。賭けのようなものですね。
そしてなんと、芽が出て葉が出て花が咲くには4年かかります。
待ちに待った花が咲いて「おお!」となるのです。

こんな株に育つまでには、何年も大切に丹精込めて育てる努力が必要です。

そして、可憐な花たちを愛情込めて育てているのが、地元松代の愛好会のおとうさん
たちです。

雪割草のお話を、愛情いっぱいに教えてくださいました。

春を告げるの小さな花にも癒されましたが、何よりおとうさんたちの優しい笑顔に
癒された一日でした。

毎年行われていますので、来年は是非お立ち寄りくださいませ。
3月第3週土・日 道の駅まつだいふるさと会館2階 常春ホール

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matsudai

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