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カプセルトイって何だ? 「森の学校」キョロロ企画展へ行ってきた

2025.03.17

「森の学校」キョロロで始まった『まわして発見! カプセルトイから学ぶ生物多様性』という企画展を観てきました。
 恥ずかしながら「カプセルトイ」とは何? 「ガチャ」ってやったことないけど?! という私ですが、キョロロのブログやSNSに載っていた山菜やカエルの姿がとても可愛らしくて興味を持ち、おじゃましました。

『カプセルトイ』『ガチャポン』をWeb検索すると「硬貨を入れてレバーを回すカプセルに入った玩具が出る小型の自動販売機」と紹介されます。カプセルトイの中には、製品をカプセルに入れるため分解された部品が入っていた物もあるらしく、組み立てて完成という品もあるそうですよ。
 さて展示スペースでまずお迎えしてくれたのは、様々なカプセルトイご一行様。「ちょっと、このミョウガ。美味しそうじゃない♪」どこに生えていたのかしらと想像するくらいなお姿。ストラップの部品がついていなければ本物に見えました。
チョウの標本が展示されていました。「はて?これもカプセルトイなの?」と思ってしまうほどの美しさと精巧さ。標本って表しか見れないものと思っていましたが、この企画展では裏面も観ることができるように工夫がされています。
これからやってくる春の季節にお見掛けする山菜たち。これまたスゴイ!どういう素材を使って作っているのかわかりませんが、とてもみずみずしい山菜たちです。ワラビやホソタケが、とても美味しそうでした♪

次はキノコ。優しく触って良いということなので、シイタケやエノキダケを触ってみると、固い触り心地から作られた物とわかるのですが、マイタケの触感はスゴイ。
自宅で朝ごはん用にマイタケみそ汁を作ってきたばかりだったので、この触感のリアルさがわかり、一層スゴさを感じました。

次はカエルのコーナーです。(苦手な方はゴメンなさいね)可愛らし過ぎる!! 精密なクオリティを追求した製作者たちの、製品完成までの努力・苦労も紹介されています。

最後の展示は里山のいきものです。見覚えのある身近な動物たちのはく製と共にカプセルトイも展示。

各コーナーの展示箇所前には「ココがスゴイ!」パネルが設置してあり、このパネルを上げると、スゴイポイントが紹介されていますよ。
この日は企画展示の初日、そしてキョロロが開館してすぐに訪れましたが、家族連れやお友達同士でおいでのお客様で賑わっていました。展示に関わった職員の方にお話を聞くと、お子さんの目線に合わせた展示をしているそうですので、家族みんなで身近な生物や動物を観察しながら話が弾みそうですね。
展示コーナーの入口にはアンケート用紙が設置されています。この企画展についてのアンケートに答えるとミニオリジナルシールが手に入るそうです。ぜひ参加してみてくださいね♪

キョロロへたどり着く前、通って来る集落の道は両側にまだ雪の壁がありましたが、雪どけが進み春が近づく中で、もうじきカエルや山菜が目に付く時期になります。一足早く春を感じた気分になれる展示でもあり、とても楽しかったです♪ 身近な場所でカプセルトイが手に入る場所がどこなのか、ちょっと探してみようと思いました。

◎まわして発見!カプセルトイから学ぶ生物多様性
開催期間:2025年3月15日(土)~7月13日(日)※火曜日休館
入館料:高校生以上600円、中学生以下無料

◎「森の学校」キョロロ公式HP(外部リンク)
https://www.matsunoyama.com/kyororo/

雪国の里山のど真ん中に位置する小さな科学館
「森の学校」キョロロ
https://www.tokamachishikankou.jp/spot/kyororo/

この記事をかいた人

にぎりめし

料理とドライブが趣味で、旬の素材を生かした料理の修行中。