さとやまノート十日町エリア
コモ通り商店街にキルトバナーが展示されます【新潟県十日町市】
2024.12.16
※2024年12月24日より展示されたキルトバナー作品の様子を本記事の最後に追記しました。[2024.12.26]
今年5月に開催された「第20回きものの街のキルト展」。
このイベントの中で、キルト展とコモ通り商店街がコラボレーションした「コモ通り商店街キルトバナーコンテスト」が開催され、この度審査会が行われたという事でお邪魔しました。
※今回募集されたキルトバナーとは、表面にパッチワーク作品、裏面に指定キットを使用し「Via Como(コモ通りの意味)」のロゴを入れたミシンキルト作品の事です。
そもそも、コモって何?
「コモ」とは十日町市と姉妹都市であるイタリア・コモ市の事。
イタリア北部に位置するコモ市は、商業の中心ミラノからほど近い、ヨーロッパ屈指の伝統あるリゾート地です。絹製品の産地としても名高く、十日町市とは絹織物を仲立ちにして、1975(昭和50)年2月27日に姉妹都市関係を締結しました。
古くから織物が盛んで近年ではきものの総合産地と言われる十日町市から誕生した「きものの街のキルト展」、絹が繋ぐ縁から姉妹都市となったイタリア・コモ市の名が付いたコモ通り商店街。
そして来年はコモ市交流50周年の記念すべき年。
コモの名が付いた商店街通りで、色とりどりの作品が並ぶのが今から楽しみです♪
審査会場では力作がずらり!
応募者コメントには「コモと十日町市の縁が絹だったとは知りませんでした」との声多数。
この企画を通じて全国各地のキルト作家さんたちに知っていただいた様子が見て取れました。
まもなく展示開始するコモ通り商店街を歩いてみよう!
今回のキルトバナーは12月24日ごろから2026年10月ごろまで長期展示されます。
コモ通り商店街は、十日町駅東口から歩いて5分程度。
冬場は雪が気になるところですが、商店街はアーケードになっており比較的歩きやすいです。
駅周辺には大地の芸術祭の主要施設である越後妻有里山現代美術館 MonET(モネ)や、十日町市博物館 TOPPAKU、道の駅「クロステン十日町」(国道117号)などがあります。
名物「へぎそば」や魚沼産コシヒカリなど美味しいグルメのお店もあり、意外と充実した観光プランがお楽しみいただけますので、ぜひコモ通り商店街も併せて散策してみてはいかがでしょうか♪
どこに行こうかなと悩んだら十日町駅西口の十日町市総合観光案内所にお気軽にお立ち寄りください。
キルトバナー作品が展示されました(2024.12.26追記)
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ねじ太
越後妻有の自然とアートを愛する観光協会スタッフ。 趣味は食べ歩きと写真撮影(ついつい食べる方が優先されがち)。カメラを片手に美味しい食べ物や素敵な風景を探しに出かけています♪