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清津峡に新米直売中!白羽毛ドリームファームの稲刈りレポ【新潟県十日町市】

2024.10.22

魚沼産コシヒカリがおいしい新潟県十日町市。
日本三大峡谷・清津峡の近くにある米農家「白羽毛(しらはけ)ドリームファーム」にお邪魔し、稲刈りの様子を取材しました!

白羽毛ドリームファームは、十日町市とお隣の湯沢町を結ぶ国道353号線沿いにある農業法人です。現在地元出身の5名で活動中。

白羽毛ドリームファーム代表 樋口さん

農作業は朝が早いイメージがありますが、取材した日は朝露が乾いた10時過ぎから稲刈り開始でした。

早速刈っていきます!
コンバインに乗るのは、同じく白羽毛ドリームファームの村山さん。村山さんはUターン就職だとか。

行って……

帰ってくる!
稲刈りは端から順に刈っていくのですが、こんなに綺麗にまっすぐ刈られていると、見ているだけで爽快です。


コンバインの中の米がいっぱいになると、こんな風に軽トラへ米を移し替えます。
農家さんによってスタイルは違いますが、なかなかハイテクですね。


この時点では、お米はまだ「稲もみ」という殻を被った状態です。


稲もみになった後は、乾燥させ、もみ殻を取り除く作業が必要になります。
場所を移動し、白羽毛ドリームファームの作業所へ。

白羽毛ドリームファーム 作業所

まずは乾燥機で収穫したばかりの稲もみを乾燥させます。


水分保有率を15%程度にできると、味も良く長持ちするんだとか。急に乾燥させると米が割れてしまうので、じっくりゆっくり乾かしていきます。
今日収穫したものだと、大体一晩程度の時間がかかるとのこと。


でっかい乾燥機!!
乾燥機が大きすぎて天井をぶち抜き2階まで届いてしまうこの光景は、米農家の作業所あるあるです。

乾燥が終わると、いよいよ「もみすり」と呼ばれる工程に入ります。もみ殻を取り除き、いわゆる玄米の状態にするのが「もみすり」。
白羽毛ドリームファームは、下の画像のようにこんなに多くの機械を使い、もみすりと米の選別をしていきます。 


稲作は天候や気温の他、稲を食べてしまう害虫や鳥とのたたかいです。
例えばカメムシが水分を吸った米は茶色く変色してしまいますし、水分不足だと米が白っぽくなってしまいます。

害虫の一種・イナゴ。葉っぱをかじってしまいます

おいしいお米を育てるため、害虫が住み着かないように定期的にあぜ道の草刈りをしたり、毎朝毎夕に水位をチェックしたりと、農家の方は様々な努力を欠かしません。

右:選別前、左:選別後

上の画像は、左側が「くず米」と呼ばれる規格外の米で、右側が出荷用の米。大きさや質がバラバラだったものを、たくさんの手間をかけて均一にしていきます。規格内のお米を出荷するまでに、たくさんの工程と作業が必要なんですね。
ちなみに、規格外になってしまった米も、一部は加工用として出荷されるので全くの無駄にはなりません。


こうしておいしいお米が食卓に運ばれます!!
新米のコシヒカリは柔らかくて甘みが強くとてもおいしいのですが、お米が出来るまでの農家の方の努力を知るともっとおいしく感じますね。

ちなみに、白羽毛ドリームファームの公式ブログでは、稲作の様子がたくさんアップされているので、是非読んでみてください♪

 

\清津峡にて直売中!!/
2024年10月下旬現在、白羽毛ドリームファームの新米を清津峡で買うことができます!!
天気が悪い日以外はほぼ毎日直売所が出ているそうなので、是非召し上がってみてください♪



関連リンク

白羽毛ドリームファーム 公式ホームページ

 

この記事をかいた人

ちみ

蕎麦を食べたあとの蕎麦湯が大好物な協会スタッフ。写真が好きで、隠れた名スポットを探す毎日!