さとやまノート大地の芸術祭観光スポット

\子連れにおススメ/大地の芸術祭スポットを観光協会スタッフがご紹介します!【新潟県十日町市・2024年】

2024.09.12

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024も折り返し。とはいえ、11月10日までの開催なのでまだまだ時間は十分あります♪

灼熱の夏の暑さも和らぎ、初秋のアート巡りに出かけてみませんか♪

突然ですが、大地の芸術祭のいいところ…それは子供と思いっきりアートに触れられるトコロ!!!

美術館など静かなところには中々行きづらい…と敬遠しがちなアート鑑賞。心配ご無用!今週末どこへ行こうかお悩みのパパママへ…


大きな声で大地の芸術祭をおススメいたします!!

今回は子持ちスタッフが実際に行ってここがよかったというスポットをご紹介いたします。ぜひお出かけの参考にしてみてくださいね。

まずはココ!越後妻有里山現代美術館MonET(モネ)の回廊

大地の芸術祭の拠点施設でもある越後妻有里山現代美術館MonET(モネ)の回廊で展開されている「モネ船長と87日間の四角い冒険」は、今回入場フリー(一部作品は参加するのに体験料がかかります)!

カラフルな作品は見るだけでもわくわく、回廊の水も涼やかな気分にさせてくれます。

\モネ回廊の様子をまずは動画でご覧ください/

回廊真ん中の作品に広がるのは、原倫太郎+原游「阿弥陀渡り」(体験料200円)。平均台のような板がアミダクジのように広がります。さっそく体験・・・

手をつなげば小さい子でも参加できます!落ちないように気を付けて~

明石の湯のエントランスでは原倫太郎+原游「The Long and Winding River (tunnel and table)」が展開されています。川に見立てた棚に本や雑貨が並び、高い棚の下をくぐってみたり、絵本を見つけたり。滞在しながら体験できるアートです。

原倫太郎+原游「The Long and Winding River (tunnel and table)」(明石の湯) モネ船長と87日間の四角い冒険

なぜか将棋盤がヒット…(笑)しばらく遊んでいました。

回廊でひときわ目を引くのはヌーメン/フォー・ユース「Tape Echigo-Tsumari」(体験料200円)。蜘蛛の巣のような、雲のような、白い物体。これ中に入れるんです!脚立のような階段を上ると結構広い空間が。中に入ると繭の中にいるような包まれているような~。

ふわふわ宙に浮いているような感覚になれる不思議な作品。中に入って大はしゃぎ。

さらっと立ち寄る予定が、まさかの1時間オーバー!半屋外なので暑くなったら明石の湯に避難して涼めるのも有難い・・・!

お隣の道の駅クロステンではお土産の購入はもちろんつまり食堂でお食事もOK、授乳室もありますよ。

日本道路建設業協会より寄贈されたクロステン内の授乳室。安心して使えるよう改良されており鍵もついています。

越後妻有里山現代美術館MonET(モネ)の回廊は「大地の芸術祭」初心者のファミリーにピッタリのスポットでした。

▼スポット情報 詳しくはこちらから
越後妻有里山現代美術館 MonET(モネ)

【10/6まで】まるで動物園?!ナカゴワンダーランド(ナカゴグリーンパーク)

川西エリア「ナカゴグリーンパーク」には今回も可愛らしい動物モチーフの作品が展開されており見ごたえ抜群!大地の芸術祭作品鑑賞パスポートで入場できるほか、個別鑑賞券は大人600円、小中学生300円(未就学児無料)で入場できます。

中里繪魯洲「くるくるさんば」Photo by Nakamura Osamu(Nakago Wonderland–どうぶつ達の息吹と再生)

作品はもちろん、高台に位置し越後三山も眺められる眺望と広い芝生広場の解放感がとっても気持ちのよいスポットです。

「あ!うさぎ」動物のシルエットが可愛い作品 早川鉄兵「アニマルピクニック」

ハンドルをぐるぐる回すとガラス玉などがあしらわれた馬車が回ります。メリーゴーランドに乗れる日もあり(詳細は大地の芸術祭ウェブサイトにて)。 中里繪魯洲「くるくるさんば」

もぐらがコンニチワ!同作家のもう一つの作品は座ることもできます。 鳥居歩「みつめる」

またナカゴグリーンパークではおなじみとなった関口恒男「越後妻有レインボーハット」は幻想的な人気作品。太陽の出現とともに水と鏡による装置からプリズム(虹)が出現します。

トラロープ・・・大人も思わず笑っちゃう一癖ある動物たちが楽しめます。

入場口の脇に公衆トイレあり。途中で水分補給ができるよう水筒を持参すると安心です。たくさん汗をかいたら、帰りは千年の湯でひとっ風呂に一票!

こちらの展示は10月6日までとなっていますので、ぜひお早めにご覧ください!

青空の下でめいっぱい動いて遊びたい!そんな時はナカゴグリーンパークがおススメです。

▼スポット情報 詳しくはこちらから
Nakago Wonderland–どうぶつ達の息吹と再生 – 作品|大地の芸術祭 (echigo-tsumari.jp)

全天候型対応!雨の日も安心「奴奈川キャンパス」

“子ども五感体験美術館”として、「見ること」以外の要素を含んだ、全身で楽しむアートを展開する奴奈川キャンパス。個別鑑賞券は一般800円、小中400円です。

広い校舎の中、たくさんの作品が展開されています。

まずは、「彫」とかかれたのれんをくぐると・・・木の香りが漂い、どこもかしこも、木・木・木!!!

木でできたボールが湯船に見立てた枠の中にぎっしり! 鞍掛純一+日本大学藝術学部彫刻コース有志「木湯」

木でできた動物たち!遊び始めたらもうここから離れたがらない!(笑)

体験型の作品が多く、工作したり、試してみたり・・・。大人も子どもと一緒になって手を動かしてみましょう!時間を忘れて没頭してしまいます。。。

こちらは敷き詰められた新聞!新聞!新聞!一角には新聞紙とガムテープで創作できるコーナーも。 関口光太郎「除雪式奴奈川姫」

光の屈折がカラフルで美しい。「赤♪みどり♪」など好きな色を追いかけます。 関口光太郎「Saiyah #2.10」

土日限定、正午に販売されるカレーパンも必見です!

そして、奴奈川キャンパスは入口におつむ交換スペースが!!

専用の交換台があるのは、ほんとうにありがたいですよね。使用済みのおむつはお持ち帰りください♪

校舎内の作品であれば天気は関係なし!家族みんなで体験もできるスポットならコチラがおすすめです!

▼スポット情報 詳しくはこちらから
大地の芸術祭公式サイト「奴奈川キャンパス」
https://www.echigo-tsumari.jp/travelinformation/nunagawa/

大地の芸術祭2024は初めてのアート鑑賞にぴったり!

いかがでしょうか。他にも、絵本と木の実の美術館農舞台フィールドミュージアムなどおススメスポットはまだまだたくさん!

アート鑑賞というと「静かにしないと」「触っちゃだめ」なんて思いがちですが、大地の芸術祭なら体験型のアート作品も多いので初めてのアート鑑賞にピッタリです。

週末のお出かけはぜひ越後妻有にお越しください!

※全てが触れる作品ではありません。作品ごとの鑑賞方法を確認の上お楽しみください。
※施設内はマナーを守って楽しく鑑賞しましょう。

 

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024

会期 2024年7月13日(土曜日)~11月10日(日曜日) 全87日
※全期間を通じて、火・水曜日定休とします(一部作品施設は通常営業)
開催時間

10時00分~17時00分(10・11月は10時00分~16時00分)
※各作品によって公開日・公開時間が異なる場合あり

料金

●作品鑑賞パスポート
料金  :一般4,500円、小中高2,000円
鑑賞対象:「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024」(2024/7/13-11/10)
施設によって個別鑑賞券あり

変更情報・最新情報

現地状況などに伴い、変更が出た場合は公式サイトにて随時情報が更新されます。お出かけ前にご確認ください。
【トリエンナーレ2024】ご来場前に必ずご確認ください – ニュース|大地の芸術祭 (echigo-tsumari.jp)

この記事をかいた人

ねじ太

越後妻有の自然とアートを愛する観光協会スタッフ。 趣味は食べ歩きと写真撮影(ついつい食べる方が優先されがち)。カメラを片手に美味しい食べ物や素敵な風景を探しに出かけています♪