さとやまノート十日町エリア

「ただいま!」と言いたくなる昭和レトロな民宿がオープンしました!

2024.08.28

十日町市街地より車で15分。国道252号線で魚沼市方面へぬける山間の「魚之田川(よんだご)集落」に、2024年7月よりオープンした「よんたご大塚(おつか)」さんにお邪魔しました。

ここはもともと宿主である村山さんのご実家で、空き家になっていたところを宿に整えたのだとか。

2階は2部屋が寝室として利用できる。

「ふるさとが大好きなんです。今は十日町に住まいが無い方でもお墓参りや冠婚葬祭、帰省した際に、実家のように帰ってこられる癒しの場所をつくりたくて始めました。」

「ここではゆったり過ごしてほしいです。ここはクーラーが無いんだけど、こんなに暑い日でも窓を開けると涼しい風が入ってくる。集落はとっても静か。寝転がって、ぼーっとしてるだけでも癒されると思いますよ。」

「家族連れや、学生さん大歓迎です。野菜を収穫して、地元のおいしい米や野菜を調理して食べることもできますので気軽にご相談ください。」と村山さん。

宿主の村山さんと愛犬メイちゃん

村山さんメイちゃんの後ろに映っている本棚には十日町の資料もたくさん!

「ほらこれみてって~」と資料を出してくださいました。

地元小学校「飛渡小学校」の前で撮影された集合写真

明治38年の文字が。歴史が大切に保管されている。

「ほらコレコレ!」と村山さん。貴重な資料の中には村山さんのご家族も映っているのだとか!

「越後の文化に興味があったり、体験してみたい方にもぜひ遊びに来てほしいですね。」

そんな村山さん自身も、市の無形民俗文化財に指定「新保広大寺節」(津軽じょんがら節や八木節の元唄となり、日本民謡のルーツといわれている)の踊りをやられていたりと文化芸能にも詳しい地域のスペシャリスト。

「こんな資料、なかなか見られないでしょう。泊まりに来た若い人が気軽に資料に手を伸ばして眺めてもらったり、同年代方には懐かしいなぁと思いをはせてもらえる…そんな空間になるようここに保管しています。」

おばあちゃんの家に来たような安心感があります

調律されたピアノは、もちろん弾いてもOKです。

「ここに座って外を眺めるのがおすすめです」と村山さん。北風が抜けて、猛暑日だったこの日も涼しい風が抜けていました。

懐かしい雰囲気がとっても素敵なお宿で、村山さんのおもてなし心も相まって、思わず長居をしてしまいました!

昔ながらの一軒家でのんびりゆったり過ごしてみたい方にピッタリの「よんたご大塚」さん、ぜひご利用してみてはいかがでしょうか。

基本情報

住所 新潟県十日町市中条戊2169
駐車場 あり
営業時間 土曜日・日曜日・祝日
●チェックインAMより可、チェックアウト時間は都度ご相談ください。
●定休日 月曜日~金曜日
料金 ●素泊まり 4,000円
決済方法

現金

サービス・設備

和室/一棟貸/農業体験/ペット可/素泊まり

備考 ●受付時、前払いをお願いします。
●お泊りの際は、免許証コピーの提出をお願いします。(お手数ですが事前にコピーしたものをご持参ください。)
●料金、空き状況はお気軽にお問い合わせください。

詳細はこちら
https://www.tokamachishikankou.jp/spot/yontago/

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ねじ太

越後妻有の自然とアートを愛する観光協会スタッフ。 趣味は食べ歩きと写真撮影(ついつい食べる方が優先されがち)。カメラを片手に美味しい食べ物や素敵な風景を探しに出かけています♪