6月29日、初夏の小松原湿原トレッキングツアーが開催されました。
昨年は荒天の為中止となってしまいましたが、今回は朝から爽やかな天気。
ご参加いただいたのは市外や県外からお越しのお客様で、皆さん登山経験も植物の知識も豊富です。
ガイドの先生にたくさん質問してくださり、先生たちも説明に熱が入ります。
しおりを見ながら、「あ、これは…！」ととても楽しそう。
今回はワタスゲが盛りで池塘に映りこんで揺らいでいるのがとても綺麗でした。
池塘は様々な形で無数に点在しています。
ウラジロヨウラクやベニサラサドウダンの赤とワタスゲの白と青空のコントラストがとてもきれいでため息がでます。
サワランは数個つぼみの個体を発見しましたが、トキソウはたくさん咲いていました。
途中のブナ林も爽やかでした。
幹の途中に濃い色の苔が生えていますが、これはこの高さまで積雪があったという証拠だそうです。
小松原湿原は国有林で、申請をしなければ林道ゲートより先には一般車での進入ができないので、今回のツアーはゲート奥の登山口までジャンボタクシーでアクセスでき、参加しやすくとても人気のツアーなのです。
小松原湿原は尾瀬や苗場山のように有名ではないのですが、その分登山者は少なく手つかずの自然や可憐な山野草を楽しむことができ、ガイドの先生も地元の植物や地理、歴史にとても詳しい方ばかりです。
秋は息を吞むような一面の紅葉をお楽しみいただけると思います。
【秋の小松原湿原トレッキングツアーの動画はコチラ】
https://www.youtube.com/embed/-O72CbiJ9S0
今年は9月下旬～10月に開催予定です。
秋のご参加もお待ちしております♪

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まろ

モノより思い出。行きたいところ、見たい景色、食べたいものが慢性的に渋滞しています。