道の駅 クロステン十日町の入口に、雪景色を連想させる紙で出来た「雪玉」が出現しました。２月４日、十日町地域振興連合会の雪玉プロジェクト専門部会の方々が、十日町雪まつりを盛り上げようと設置したものです。

会が行う中心市街地活性化のための具体策のひとつが「雪玉プロジェクト」です。この街を賑やかにしたいという想いから、雪玉を活用し統一されたデザインで賑わいをもたらそうというコンセプト。

実はこの雪玉、十日町市と津南町で開催されている大地の芸術祭の作品として展示され始めたもの。展示にあたり地元住民の協力に心を動かされたという作家さんが、営利目的でなければ活用しても良いという特別な許可をくださり、市内の活性化に活用されるようになりました。これまでも街中のアーケードなどに設置され、現在は十日町駅西口の観光案内所にも設置してあります。

雪玉を展示した大地の芸術祭作品はこちら
雪ノウチ／杉浦久子+杉浦友哉+昭和女子大学杉浦ゼミ
https://www.echigo-tsumari.jp/art/artwork/snow_in_snow/

この雪玉1つに24枚の折り紙を使用しており、慣れない方だと作るのに1時間はかかるそう。今年7月の開催で第9回目を迎える大地の芸術祭。芸術祭が人と人との縁をつくり、地域との繋がりがいたるところに根付いています。

お話をお聞きした徳井さん。大地の芸術祭をはじめ様々な活動をされています。

今回は100個以上の雪玉が設置されました。真っさらな白色と紙のぬくもりや丸み、そして人々の手仕事だからか、雪玉にもかかわらず温かみを感じます。

十日町市では十日町雪まつりをはじめ冬のイベントがたくさん開催されます。この期間中も盛り上げようと、3月24日まで展示される予定です。クロステンにお立ち寄りの際はぜひご覧ください。