さとやまノート十日町エリア

お手伝いで育む関係性「帰る旅」の拠点が十日町市に誕生しました

2023.11.24

「実家のようにふらっと帰る場所がほしい」「レジャー旅行では物足りない、地方の暮らしを体験したい」「地方移住・2拠点居住はハードルが高いけど、地方ぐらしを体験したい」…
そんなことを考えたことはありませんか?

何度も、ある地域へ、ある場所へ通う旅を、私たちは「帰る旅」と呼んでいます。
「帰る旅」って?
「帰る旅」の取組はnoteで更新中

今回、十日町市内に期間限定のトライアルでOPENしたのが、宿泊滞在拠点「いなりケ」です。(11~12月中の期間限定)
帰る旅 宿泊滞在拠点「いなりケ」って?

「いなりケ」はこの建物の104号室、シェアハウスとして利用するスタイル

●「いなりケ」のコンセプト●
「場としごと」を共用する、家系な拠点
ごめんなさい、「いなりケ」は普通のホテルではありません。
祖父母や親戚の家に来た気分で、
ハウスワーク(家業のしごと)をお手伝いしながらハウスステイする
「家系」な拠点です。
ハウスワークを通して、人や気づきに偶発的に出会い
旅先に「おかえり・ただいま」の関係性を見つけられますように。

※「いなりケ」をはじめ、帰る旅滞在拠点のコンセプトは2022年に生まれた「さかとケ」(南魚沼市)から受け継がれる共通コンセプトです。https://ryugon.co.jp/sakatoke/

「いなりケ」は、障がい者センター(ワークセンターあんしん)古民家宿「ふれあい交流館&みはらしcafe」を営む地元経営者が、2023年に立ち上げたルームシェア型の拠点です。3施設は十日町駅近く、徒歩圏内に点在しています。

「いなりケ」は、「ワークセンターあんしん」で障がい者の利用者さん+地元スタッフの方々と一緒に作業のお手伝いを2.5時間
+「いなりケ」の自室清掃を行うことで「寝床」が無償提供=シェアハウスでの素泊まりが宿泊料免除になります。
地元の方々と一緒にワークすることで、十日町に暮らしながら旅する疑似体験ができますよ。

2016年に開所した「ワークセンターあんしん」

冬季はワークセンターあんしんでトイレットペーパー制作をお手伝い

来秋は近隣で稲狩り作業のお手伝いをしたり

季節の農作業のお手伝いも計画中

「いなりケ」のすぐ近くには、古民家宿&カフェ「ふれあい交流館&みはらしcafe」があります。
雪国独自の格式ある「せがい造り」の日本建築をリノベーションし、水田を見渡すテラスがついたcafeも営業しています。

古民家を宿&カフェとして改装した「ふれあい交流館」の外観

目の前は田んぼビュー、みはらしcafeでテレワークするのもOK

旅先で「ただいま」「おかえり」で迎えられる、
そんな帰る場所に出会いに、十日町市にいらしてみませんか。

十日町市内の「帰る旅」拠点はこれからも拡大予定です。

詳細情報

十日町市の 帰る旅 宿泊滞在拠点「いなりケ」
ワークセンターあんしん
ふれあい交流館&みはらしcafe

この記事をかいた人

まーさん

十日町生まれ十日町育ち、こよなく地元を愛する観光協会スタッフ。 好きな食べ物は、レバ刺しとビール。