さとやまノート大地の芸術祭
車無しで行ける!大地の芸術祭めぐり~ひんやりスポット編~
2023.07.29
魅力的な観光スポットが満載の新潟県十日町市。その中でも、現代アートの祭典「大地の芸術祭」は、どの作品もユニークでいつ来ても楽しめます。
ですが、大地の芸術祭作品は十日町市とそのお隣・津南町からなる「越後妻有地域」に広く点在しています。東京23区より広いエリアを車無しで巡るのは、なかなか大変!
このブログでは、車を運転できない方でも大地の芸術祭を楽しめるスポットやルートをご紹介します♪
夏におすすめのひんやりスポットを集めたので、車が運転できる方も参考にどうぞ♪
おすすめスポット①
大人気・清津峡渓谷トンネル
ACCESS:往復シャトルバス降車後、徒歩約3分(路線バスの場合、降車後徒歩約25分)
十日町市の観光スポットの中でも、特に大人気なのが「清津峡渓谷トンネル」。
清津峡渓谷トンネルは全長750mありますが、とても涼しいので夏の観光にぴったり♪
終着点の「パノラマステーション」では、トンネルの端の水深が浅くなっており、そのまま通ることができます。水の冷たさを感じていただくのも、この作品のコンセプトです。
\注目!!/
2023年 夏~秋! 便利な往復シャトルバスが運行を開始しました!!
清津峡渓谷トンネルと十日町駅、越後湯沢駅、南魚沼市のビュースポット「ザ・ヴェランダ石打丸山」を結びます。
清津峡渓谷トンネルは十日町市の中でも湯沢町寄りの端っこに位置しており、車無しで訪れる場合は路線バスやタクシーを利用するしかありません。路線バスも、十日町方面からは乗り継ぎが大変難しい上、最寄りのバス停から更に約25分程度歩く必要があります。
ですがこの往復シャトルバスは、清津峡渓谷トンネルの入り口近くまで連れて行ってくれるんです!
専用Webページでの予約の後、各発券所にて発券したチケットをバス運転手さんに見せればOK。(予約ページはこちら)
基本はWeb予約ですが、座席に空きがあれば当日発券所での申し込みも可能なので、お気軽にお越しください♪
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このチケットが乗車券になります(片道1回分800円、1日乗り放題1,500円)
十日町市のチケット発券所は、十日町駅西口にある「十日町市総合観光案内所」です。
※バス乗り場は東口側なのでご注意ください。
おすすめスポット②
十日町駅から徒歩10分・越後妻有里山現代美術館 MonET
ACCESS:十日町駅東口から徒歩約10分
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レアンドロ・エルリッヒ「Palimpsest: 空の池」
「越後妻有里山現代美術館 MonET(モネ)」は大地の芸術祭の主要拠点施設のひとつ。
十日町駅から徒歩10分程度の場所にあるので、待ち時間にふらっと行ける気軽さが魅力のスポットです。
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目[mé]「movements」
また、中庭には水が張られています。この水、実は温泉水……! 中に入って涼むことも出来ます。暑い夏にぴったりですね♪(靴はお脱ぎください)
おすすめスポット③
作品収容数No.1!まつだい「農舞台」フィールドミュージアム
ACCESS:北越急行まつだい駅から徒歩約5分
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MVRDV「まつだい雪国農耕文化村センター『農舞台』」
十日町市の中でも特に作品が密集しているのが、まつだい駅から徒歩5分の場所にある「まつだい『農舞台』フィールドミュージアム」。里山全体がひとつの美術館という、個性的なエリアです。
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パスカル・マルティン・タイユー「リバース・シティー」
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エステル・ストッカー「憧れの眺望」(松代城)
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河口龍夫「関係 – 黒板の教室」(教育空間)Photo by Nakamura Osamu
また、農舞台内には、「越後まつだい里山食堂」という一面水色の食堂があります。見た目も涼やかなこの食堂で、一休憩するのも素敵ですね♪
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ジャン・リュック=ヴィルムート「カフェ・ルフレ」Photo by Yanagi Ayumi
【おすすめモデルコース】
10:20 十日町駅東口 発(往復シャトルバス第1便)
↓
10:55 清津峡渓谷トンネル 着
↓
12:10 清津峡渓谷トンネル 発(往復シャトルバス第2便)
↓
12:45 十日町駅東口 着
↓
駅前の市街地でランチ♪
(へぎそばがおすすめ!)
↓
14:02 十日町駅 発(北越急行ほくほく線)
↓
14:12 まつだい駅 着
↓
14:17 まつだい「農舞台」フィールドミュージアムを散策
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まつだい「農舞台」内「越後まつだい里山食堂」で一休憩♪
↓
16:44 まつだい駅 発(北越急行ほくほく線)
↓
16:54 十日町駅 到着
【関連おしらせページ】
清津峡の往復シャトルバスが運行開始【越後湯沢駅-清津峡-十日町駅】
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ちみ
蕎麦を食べたあとの蕎麦湯が大好物な協会スタッフ。写真が好きで、隠れた名スポットを探す毎日!