年間10万人が訪れるブナ林「美人林」保護のための活動を紹介します。

入口に新しい看板が立ちました。美人林が詳しく紹介されています。地図もあるので安心して散策できますね。

美人林清掃は毎年行われる活動ですが、ここ数年は小規模に関係者のみで行っていました。今年は始まって以来の大勢の方にご参加いただきました。
車椅子が走れるよう舗装した歩道に積もった落ち葉を、熊手で取り除き集めて袋に詰めます。湿っているのでけっこうな力が必要です。

たくさんの人で固く踏み締められた根本の地面は水を通さなくなり、ブナの生育にも良くありません。

集めた落ち葉を根本へ敷いて、ふかふかの地面に戻します。
ふかふかの落ち葉は堆積し雪の下でたくさんの微生物を育み、天水を通しミネラルを蓄えて田や川へ流れ、美味しいお米が作られます。

折れて落ちていた枝も拾い集め、すっかりきれいな林になりました。冬は3メートルの積雪に覆われます。

この記事をかいた人

にれ子

里山のいきもの係。 十日町市には希少種と言われる生き物が多く生息・生育しています。そういった貴重な生き物は「森の学校」キョロロにお任せして、ポピュラーな虫さんカエルさんトカゲさん鳥さん、たまに獣さん係です。