さとやまノート松之山エリアイベント

5/29 松之山大探鳥会のようす

2022.05.29

今年で66回目の探鳥会の様子をお知らせします。
日の出前の早朝4:30。事前予約制で80人ほど野鳥愛好家が参加しました。
それぞれ野鳥の専門家がガイドに付いていただき、須山コース(キョロロの森の中)・越道川コース(川沿い)・高畑コース(美人林周辺)に分かれます。
みなさん長~いレンズのカメラやフィールドスコープ、双眼鏡を持ち小さな野鳥を探します。私はというと、首に取材用(鳥を撮る方を撮る用)のミラーレスを下げ、双眼鏡を片手に「越道川コース」へ参加しました。

可愛らしい愛好家もマイカメラを持って参加。「静かにね、忍者歩きをしてね」と声がかかります。
越道川(こえどがわ)沿いを行くコースなので、割と大型の水鳥や猛禽類との出会いが期待できます。運が良ければヤマセミにも?


足元はアスファルトで他のコースより歩きやすい。


望遠レンズに付け替えて、鳥撮影にもチャレンジしてみました。Canon 55-200mmレンズ、後でトリミング。
カルガモが力強く飛んで行きます。(飛んでる鳥は難しい…)


ずいぶん白く丸っこく映ったホウジロ。

朝陽に向かって盛んに囀るカワラヒワ。これは、なかなか良く撮れたではないかー。
小さな鳥は鳴き声が聞こえても、姿を捉えるのは至難の業です。聞き耳を立てた先生たちが「これはヤマガラだね!」「サンショウクイだね!」と教えてくれます。その時は「ああ、これがね」と思いますが、直ぐに忘れるわたし(;’∀’)
「キョロロロロ」アカショウビン!「ホーホケキョ」ウグイス!「ピーヒョロロロ」トンビ!これだけは分かりました。


最後に全員で「鳥合わせ」(確認した鳥を報告し合う)をして終了です。
ノジコ、メジロ、エナガ、オオルリ、サシバ、アカショウビン、ブッポウソウなど、今年は43種類の鳥を確認しました。あっという間の3時間、おつかれさまでした。
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松之山野鳥愛護会監修
「探鳥のしおり」300円(税込み)
松代・松之山温泉観光案内所にて絶賛販売中!

この記事をかいた人

にれ子

里山のいきもの係。 十日町市には希少種と言われる生き物が多く生息・生育しています。そういった貴重な生き物は「森の学校」キョロロにお任せして、ポピュラーな虫さんカエルさんトカゲさん鳥さん、たまに獣さん係です。